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随意契約で政府から売り渡された備蓄米の販売が4日から大分県日田市のドラッグストアで始まりました。
◆TOS小野真奈美記者
「日田市にあるこちらのドラッグストアではけさから備蓄米の販売を始めました。しかり、わずか3時間ほどで売り切れてしまっています」
ドラッグストアコスモスを運営するコスモス薬品では、2022年度産の備蓄米、いわゆる「古古米」を国内最大規模となる、2万トン仕入れました。
4日から、福岡県内の店舗などあわせて215店舗で備蓄米の販売を始め、大分県内では流通経路の関係で日田市内の5つの店舗に、朝からそれぞれ40袋並びました。
価格は店頭に並んでいる他のコメと比べて3000円ほど安い5キロで1980円。
混乱を避けるため告知はしていませんでしたが、備蓄米を手にする人の姿が多く見られました。
◆購入した人は
「待ってました備蓄米を。いつ九州に来るんだろうと思って。大分は一番最後かなと。きょうあったのですぐ買った」
「お値段はいい。おいしいかどうかが」
日田市内の店舗用に用意されたあわせて1トンの備蓄米は昼すぎには全て売り切れたということです。
◆コスモス薬品 店舗運営部松村祐貴さん
「在庫は十分持っているが精米が追い付かない状況。今後も精米が追い付き次第ということで」
こちらの店舗では5日以降の入荷日や量については未定です。
県内にも流通し始めた備蓄米。多くの人が手にすることができるのはいつになるのでしょうか。
新鮮市場などを運営するマルミヤストアは6月下旬には店頭に並ぶ予定だということです。一方で、イオン九州やミスターマックスなどは、TОSの取材に対し流通時期は未定だと回答しています。